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KAGEROU
あらすじ。
主人公のヤスオは、缶ジュースを買う金さえ無い状況に追い込まれ、『暗くて寂しい場所』に立つ。しかしそこで出会った男によって、ヤスオの人生は思いも寄らない場所に導かれ行く。

思ったより面白かった、というと若干失礼な言い回しですかね。

著者が名の知れた俳優であり、色々と騒がれたという背景は、今リアルタイムで本作を読む側にとってはなかなか切り離しづらいオプションです。彼が書いたから好意的に取りやすい、また逆に否定的に取りやすい、といった先入観がプラスされるのはしょうがないですよね。なるべくレビューは見ずに読んだのですが、採点してやろうという心積もりが多少あったようです。
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他さ行作家 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0)
青空の卵
主人公・坂木司には、人間関係の問題からひきこもりがちの親友・鳥井真一がいる。
仕事は在宅で、超必要最低限の外出しかしない鳥井は、坂木以外の人と積極的に関係を保たずに生活していたが、坂木が鳥井に引き合わせる人々に、探偵のような真似事をしながら交流していくうちに、二人の環境、ひいては鳥井の成長に少しずつ素敵な変化が現れる。
ひきこもり探偵が日常の謎を解く、あたたかいお話。

…らしい。のだが。

この主要二人の友情関係が結構特殊で、読んでるこっちがやけにこっ恥ずかしかった…。
いっそBL小説だと言ってくれれば、気持ちに恋があると言ってくれれば、こんなに恥ずかしくならないのだけど、あくまで友情、大袈裟に言って依存関係、というらしいから、なんか、なんかもう、……恥ずかしい。

未だ心に傷を隠して、人嫌いを気取り、独特の哲学を持つ鳥井は、他人との交流に少々遠慮のないきらいがあるのだが、親友の坂木司第一主義で、坂木が莫迦にされれば坂木の盾になろうとし、坂木が泣けば共に泣いて、おまけに子供に戻ったようになってしまう。
そして当の坂木は、独特の人間性を持つ美青年である鳥井を、人々との健全な社会に連れ出したいと思う一方で、鳥井が自分以外とうまく付き合えているのを見れば寂しさを感じている。自分が鳥井の一番で唯一の拠り所であることを感じれば、悦びを抱くのだ。

こういった感情を、友達に抱くことは多分、それ自体は特殊ではない。でもそれを顕在化させているのはやはり、特殊だと思う。ましてや坂木も鳥井も、職に就いている成人男性なのだから。

また、主人公の坂木司が作者と同姓同名なところから、作者のドリーム小説に思えてそう感じてしまった以上あまり本作を純粋に楽しめなかった。善意のかたまりで、特別な人間から特別に好かれる存在は愛しいけれど、なんだかもやもやするのは、作者が女性に思えてしまったからかもしれない。

本書はシリーズ三部作の一冊目とのこと。これから先、この二人の偏った関係は、善い方に多少の変化を見せていくのだと思うが、私は今のところは、続編を読む気は起きない。
腐女子だからこういうのがすべて好きなわけではない。


続きはネタバレ。辛口注意。
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他さ行作家 | 10:23 | comments(0) | trackbacks(0)
シンデレラ・ティース
初めての坂木司さんでした。
覆面作家さんなんですね。

本書は…ミステリに入る、のでしょうか。日常の謎をちりばめてある、連作短編集です。
女子大生の主人公が、歯科医院の受付のバイト中、お客さんや職員との交流の中で出くわす小さな謎や違和感をコミカルに描いたお話たちです。

私は歯の矯正治療を受けていた経験があって、型を取ったことも数知れず、バイトワックスにはトラウマがあります。そんなわけで歯医者さんはやはり苦手です。
大学病院で、たくさんの人に口覗き込まれたり、器具を調整するのが長くて口開けて眠気と真剣格闘して惨敗したり、……歯医者さんに見せている恥が多いからです…。
だからまあ、やっぱりその辺の意識は変わらないけれど、品川デンタルクリニックの雰囲気はとてもよくて、楽しんで読めました。
セクシーや童顔の歯科衛生士、軽い先生におっとりな先生、ざっくりした院長、マニアックな技工士、そんな歯科医院が、どこかにありそうな、そんな気もします。

ヒロちゃん主人公の姉妹編『ホテル・ジューシー』もいつか読んでみたいものです。
他さ行作家 | 16:49 | comments(0) | trackbacks(0)
ハサミ男
おもしろかったです。
シリアル・キラーが探偵役っていうのは新鮮でいいですね。得体が知れないのに生活感があるし自殺が趣味だからイマイチ恐怖を感じさせないんだけども。
模倣犯の正体っていうのには全く気付かなかったので、急にクロースアップされてびっくりしました。警察はどうやって本物のハサミ男に近づくのかしらーってのに気が行って、そっちまで考えてなかった(笑)

本家ハサミ男の秘密(?)はプロローグからよく読めば気付きますよ。
アヒルと鴨、葉桜、イニシエーションラブ、アクロイド…とこんなの立て続けに読んでたら疑り深くもなります。もう少し日を置いて読むべきだったかもね。

オチまでのストーリーも結構おもしろかったので、これは好きな話でした。
他さ行作家 | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0)
ハーレムビートは夜明けまで 4
…あらすじ。

逃亡してきた人間界で自由に暮らしていた、魔界の王子ヤマト。それと知らずヤマトと大親友になってしまった、魔界からの追っ手のひとり大樹。ついにお互いの正体を知ってしたふたりの友情はもう終わりなのか!?

……はい。若干否定的な感想ですので注意。
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他さ行作家 | 19:01 | comments(0) | -
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