ぶくわむ

気分で書いてる読書感想blog
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ボックス!
いやー、おもしろかった!!
百田さん、おもしろい作品を書いてくれる作家さんですね。
『永遠の0』もテーマの割にとても読みやすかったんですが、今作は高校生のスポーツもの、ととっつきやすいストーリーでもあり引き付ける力がハンパなかったです。一気に読みました。

天才的な運動神経を持つがお調子者の鏑矢義平(かぶらやよしへい)と、学業成績は優秀だが中学時代は虐められていた木樽優紀(きたるゆうき)、二人は幼なじみの親友である。
鏑矢はボクシング部に所属しており、そのセンスで試合でも目覚ましい成績を残していく。
一方木樽は運動部に所属していたことはなかったものの、鏑矢に誘われていたことと、とあるきっかけを元にボクシング部に入部することになり、顧問の元生真面目に練習に打ち込みはじめる。

そういった物語の始まりです。
二人の高校の若い女性教師である耀子と木樽、二人の視点で進むので、ボクシング初心者にも難解でないストーリーになっています。
特に、ボクシングの試合に臨む前の厳密な健康診断や、プロとアマ(高校部活)のルールの違い等は、格闘技に詳しくなく、痛いのは見たくない程度で興味を持っていなかった私にとっては、なかなか意外で面白く思いました。

また、最後の最後、登場人物たちがどんな成長をしたのか?それがある種いい意味で期待を外してくれています。

本書にはとても楽しい時間を提供してもらいました。
他は行作家 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0)
永遠の0
なんというかもう、ため息ですよね。ため息を出して、自分が息を詰めていたことに気づかされるんです。

『永遠の0』とは何ぞや、というと、『0』は零戦を表しています。太平洋戦争中に使われていた日本海軍の零式戦闘機のことです。
そして本書は、その零戦を駆り特攻戦死した一人の男――主人公の祖父を追いながら戦争というものを見つめ直す話なのです。
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他は行作家 | 10:01 | comments(0) | trackbacks(0)
夏への扉
ロバート・A・ハインライン
早川書房

配達赤ずきんで本書のタイトルを見て以来、いつか読んでみたいと思っていた。帯の「猫好き必見」な文句に惹かれたのと表紙が好みすぎたのとで購入。この爽やかなスカイブルーとねこ!

翻訳ものに苦手意識があるのはしょうがないが、全編すっきりとした話だった。
久しぶりにこんな、自分に自信があって少々強気な主人公の物語を読んだ気がする。
著者が約40年前に想像した2000年はもはや今から10年前。さて30年後に世界はどう変わっているだろうか。…なんとも、読者過去と未来への思考のタイムトラベルをさせるようだ。


”畜生、何度火傷しようと、ひとを信用しなければならないときがあるのだ。そうしなければ、洞窟の隠者になって片目を開けたまま眠るはめになる。安全でいる方法なんてなにもない。生きていること自体が、そもそもとても危険なことなんだ。……死に至る危険。最後には。” (P299)

この文言に、心を打たれた。
ひとを信用せずに、何かを起こすことはできない。
他は行作家 | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0)
武士道シックスティーン
表紙の躍りかかって来てる女の子と目が合った気がして惹かれたので借りてみた。
…読み終わると、髪の長い子が早苗で、短い方(私が引き付けられた方)が香織だろうって分かるんだけど、最初は髪の長い子が香織だと思っていた。そして違うの分かってても最後までイメージは黒髪長髪キツめ美人だった。D.Gray-manの神田女版みたいな。
まぁどうでもいいんだけどね。

本書は、勝ちにこだわる戦い方をする磯山香織、満足のいく剣道を楽しみたい西荻早苗、二人の女子高生の青春ストーリー。
磯山の傲慢さは気持ち良くもあるが、鼻にもつく。しかし西荻との交流で、少しずつ変わっていくことになる。

早苗が実力のある選手にたまに勝てるのは、上手い選手の方が足捌きや体の動かしかたが綺麗だから、日舞で培った流れのおかげで逆に読めてしまうのかなぁと思ったら、別にそんな描写はなかった。
なあんだ。


今度映画公開らしいが、画で見たらもっとおもしろいと思う。剣道の用具などの解説をはさんでくれているけれど、イメージしにくい部分があったので。
他は行作家 | 20:34 | comments(0) | trackbacks(0)
恩寵
ほしお さなえ
角川グループパブリッシング

装丁がすてきで借りてみたんですが、なかなかよかった。
『茗荷谷の猫』と『赤朽葉家の伝説』を足して二で割って、庭に埋めた(?)みたいな。そんなテイストでした。

仕事をやめて、単なる大島風里(おおしまふうり)、二十八歳になった主人公は、なんとなく散歩に出た先で、なんともいえず引き付けられる一軒家に出会う。
その冒頭から、物語は広がります。
九割方読み進めて、世間が狭くてちょっと笑いました。だってまさかテルミーまで!(笑)

すごく気持ち良く締めてくれてて、嬉しかったです。
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他は行作家 | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0)
天地人
火坂 雅志
日本放送出版協会

火坂 雅志
日本放送出版協会

火坂 雅志
日本放送出版協会

読み終わっての率直な感想は、

上杉軍かっけぇな…!

阿呆な感想ですがこれにつきます。

義に生き義を通して生涯を閉じた謙信の姿勢、言わずとも通じ合う景勝主従の絆の強さと信頼関係、傾奇者で知られる前田慶次郎をも魅了した景勝の、静かながら見せ付けられるその存在感。
そしてその景勝を支え続け、己に義を問い、愛を唱えた、知謀の執政・直江兼続。
この魅力的な主人公のことを知らずにいたことは、損をしていた気分です。それほどまでに彼の物語はおもしろかった。
…あ、この小説自体に、読者をぐいぐい引き込む力は感じられず、読了するまでは結構かかったんですけど。(私に時代小説が合わないだけかもしれない)

石田光成は、『のぼうの城』でも本書でも思いましたが、武将っていうのが合わなかったんだろうと。戦下手でも政治手腕は認められている、という描写が大概の作品で見られるので、同情せずにいられません。

漫画やゲームでよく見かける真田幸村についても、「真田十勇士」などのエンタメ的な部分ばかりが印象に残っていたので、知謀を駆使して戦国時代を渡る真田家の強かさには驚きました。真田昌幸は巧みですね。

おもしろかった。有名武将もたくさん出てきたしね。
他は行作家 | 19:06 | comments(0) | trackbacks(0)
きまぐれロボット
『ミミズクと夜の王』にどうしても入り込めなくて、気分転換のつもりで読みました。
ショートショートといえばこのひと!…ってのは知ってたけど、読むのは初。
の、はずだったのですが。『おみやげ』になんかものすごく既視感が!宇宙人が銀色のタマゴみたいな容器におみやげを詰める…ってとこでピンときました。なんかかわいい挿絵と共に小学校の時の国語の教科書にあったよー!懐かしい。

発明とかロボットとか、そういうアイテムが多かったです。さらっと読める割におもしろかった。
他は行作家 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0)
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