ぶくわむ

気分で書いてる読書感想blog
コメントも歓迎です。どぞー。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | -
月に笑う
木原 音瀬
リブレ出版

木原 音瀬
リブレ出版

表紙につられて購入。
軽く一章だけ読むつもりが、朝5時まで止まらず読みました。とても、とてもよかった。

成績はいいけれど、クラスでいじめられている加納路彦と、16歳から極道に入った山田信二、それぞれ14歳、18歳だった時に出会った二人の、9年間のお話。

木原さんは、なんというか、人の惨めさや弱さを生々しく描く方ですよね。BLはファンタジー、なんて言ったりするけれど、この方の描く人間は、目を背けたくなるくらいに惨めであったりするから、それが許容されない世の理を見せ付けられる気がして、簡単に夢を見せてはくれないんですよ。
例えば、いじめを受けていた路彦を、山田が叱責するシーンであるとか、山田が舎弟のために必死を尽くすシーンであるとか、幸せな余韻の後で暴力が振るわれるシーンであったりとか。
ご都合主義にはなかなかなれず、信じるものは救われない。
でもだから読む側は、路彦と山田の幸せを祈りたくなるんです、ね…。



ネタバレに触れますが……


山田が路彦のものになったシーンはくらくらするほど萌えました。
上巻の表紙の頃と比べると、路彦成長したなぁ。。山田を包み込める頼りがいが身についた。
最後が、二人が共に在れる終わり方でよかったです。
BL(小説) | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0)
薔薇色の人生
木原 音瀬
リブレ出版

読んだら好みなんだろうなぁという予感はずっとあった。
Cabの小冊子で惚れた木原さんの本を初購入。

前科三犯、元ジャンキー、不細工、ゲイで、自分をどうしようもない人間だと思っている男・モモと、モモの命の恩人であり真面目な公務員・ロンちゃんの話。

人の悪い部分は、よっぽどの好意が先になければ目につきやすく、印象に残りやすいものです。
まして、自分と一番付き合いが長く、一番事情を知っている『自分』ならなおさら。
こんな自分といて相手の幸せを食い潰している、と苦悩するモモがいじましくて可愛い。
でもモモはたぶんずっとそのことを悩まずにいれないんだろうなぁ。
ロンちゃん視点の話もなかなかじんわりしました。

じんごさんとロンちゃんの組み合わせもよい。
面白かった!

ヤマシタさんの挿絵が買うきっかけだったんですが、とても満足しました。
BL(小説) | 02:46 | comments(0) | trackbacks(0)
| 1/1PAGES |


CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
PROFILE
NEW ENTRY
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
Other
booklog
OTHERS
RECOMMEND

ホテルカクタス
ホテルカクタス (JUGEMレビュー »)
江國 香織
シュールなカワイイ世界。
くいもの処明楽
くいもの処明楽 (JUGEMレビュー »)
ヤマシタ トモコ
ビバ☆オヤジうけ…!
西洋骨董洋菓子店 (4)
西洋骨董洋菓子店 (4) (JUGEMレビュー »)
よしなが ふみ
何度も読み返したくなる
ヒカルの碁 (23) (ジャンプ・コミックス)
ヒカルの碁 (23) (ジャンプ・コミックス) (JUGEMレビュー »)
ほった ゆみ,小畑 健,梅沢 由香里
だいすき。
あめふらし
あめふらし (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
ウヅマキ商檜の三人が大好き
猫道楽
猫道楽 (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
隠語だらけだけどえろい
白昼堂々
白昼堂々 (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
せつない。
天体議会(プラネット・ブルー)
天体議会(プラネット・ブルー) (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
おかしがおいしそう
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
小野 不由美
恐ろしいけど止まらない…
模倣犯〈上〉
模倣犯〈上〉 (JUGEMレビュー »)
宮部 みゆき
オチがすばらしいと思う
SPONSORED LINKS