ぶくわむ

気分で書いてる読書感想blog
コメントも歓迎です。どぞー。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | -
バイバイ、ブラックバード
ゆうびん小説、として、抽選に当たった人たちに一話ずつ送るという形式を取った小説を、一冊にまとめたものです。
もともとは、太宰の『グッド・バイ』の続きを書かないかという企画だったようです。
そういえばグッド・バイも積ん読なのですが、これを読んだら少々興味が復活しました。(まだ積んでるけど)

端的に言ってしまうと、彼女と別れ話をする話です。
それだけでなぜ六話もの話になるかといえば、主人公が関係する女性が六人いるからなのです。
つまり『バイバイ、ブラックバード』は、五股をかけていた主人公が、ある事情で『あのバス』に乗ることになり、強烈なキャラクタ性を放つ女・繭美と共に五人の女性と別れ話をつける話なのです。

そういった前情報をなんら入れずに読んだ本書、たいへんおもしろかったです。
主人公がマジなんだかふざけてるんだか天然なんだか狙ってるんだか分からない、ちょっとトボけた男なんですが、五股もかけてたくせにどうも憎めないのです。…主人公補正というやつでしょうか。

不穏な出来事の詳細が気になるところではありますが、読後はなかなかすっきりしました。
伊坂幸太郎 | 23:57 | comments(1) | trackbacks(1)
オー!ファーザー
四人の父親を持つ高校生・由紀夫の冒険譚。
この四人のおっさんがとてもいい。それぞれ個性はバラバラで、それぞれが普通と違うところがあるくせに、奥さんが大好きで息子が大切なのは一貫していて、英題『a family』がとってもしっくりくる物語になっている。
手旗信号のエピソードと、クイズ番組のシーンがとてもよかった。

しかし、個人的に多恵子と鱒二のキャラクタが好きになれなくて、何度も途中で読むのを止めたくなった。……まぁ、結局この二人を好きにはなれなかったけれど、頑張って最後まで読めてよかった。

あと、田中出てきてた。出演回数多いなぁ。
伊坂幸太郎 | 14:33 | comments(2) | trackbacks(1)
SOSの猿
伊坂 幸太郎
中央公論新社

ちょっと一回投げる。
まだ序盤も序盤しか読んでいないのだが。
現代に生きるエクソシストの『私の話』にはわくわくするのだが、『猿の話』でテンポが悪く感じて読みにくい。
また、原典の西遊記に明るくないと、固有名詞がちんぷんかんぷんだ。

しばらくしてまた読みたくなるまでさようなら。
伊坂幸太郎 | 21:32 | comments(2) | trackbacks(1)
あるキング
伊坂 幸太郎
徳間書店

これはあるキングの伝記らしいです。

山田王求が名付けられた時と、その時の両親のマジな様子を読んで、もしかして今時の無茶命名が揶揄されているのか?と一瞬思ってしまったのですが、…まあ色々あるにはありますがメインはやはり王求です。

どうオチがつくのかと思っていたのですが……………うん……。


王求は好きなキャラクターだと感じたのにローテンションになってしまうのはきっと、山田亮・桐子夫妻に引いてしまったからだと思う…^^; 息子の成長のバックアップが完璧なのは非常に頼もしいけど、盲目的なのが少々恐ろしく感じたのです。

そしてホモ疑惑表現なぜ何度も出てくる(笑)

続きを読む >>
伊坂幸太郎 | 17:46 | comments(2) | trackbacks(1)
モダンタイムス
んーおもしろかった!
著者本人も発言してますが、なんだかゴールデンスランバーと兄弟のような姉妹のような。そんな印象を受けたり受けなかったり。
私は分かりやすいのが好きなので、ぶっちゃけゴールデンスランバーよりモダンタイムスのが好きです。

舞台は『魔王』の50年後。
とあるキーワードで検索をすると、監視されて、…怖いことになる。
それが大筋。(たぶん)

物語はじめでは恐ろしかった佳代子さんですが、終盤では頼りがいのある可愛い妻に見えてきました。不思議なもので、岡本猛も。
…いやまあ、佳代子さん、終盤でも恐ろしいことしてくれますけどね。

『腹話術』が出てきた時は、なんだか泣きそうになってしまいました。魔王文庫版、そろそろ買おうかなぁ。
伊坂幸太郎 | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0)
ゴールデンスランバー
刊行されて、話題になって、賞を獲って、やーーっと読めました。
長かった。

首相暗殺の嫌疑をかけられた青年の逃亡劇、が主なストーリーです。
しかし、『魔王』でも感じたような…ふわふわとした情報に簡単に踊らされる群衆の全くといっていいほどない危機感を強く感じました。
テレビは本当のことを伝えているわけではない、と悟ったのはいつだったかなぁ。(それもたぶん小説を読んでだろうけど)
それでも、その事実はしばしば念頭から消えてしまうのですが。

正直、ある点では物足りない気もしたけど、会話の軽妙さや、散らばった符号の共通点を見つける楽しさだとか、伊坂さんの作品に求めるものは十分得られました。

「俺には痴漢は務まらない」
「そうだ、おまえでは力不足だ」
といった親子の会話が一番笑った。

蛇足ですが、三浦君が零崎人識のイメージと若干かぶりました。若干。
伊坂幸太郎 | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0)
砂漠
伊坂 幸太郎
実業之日本社
最寄の図書館になかったので文庫化を待っていたのですが、もう我慢できなくなって買っちゃった。
夏休みは仕事が思いのほか忙しく、読了に時間がかかってしまいました…。

内容はさわりも知らずに読み始めたんですが、青春小説、というか。大学の友人五人で麻雀をやったり張り込みをしたり恋をしたり車が飛んだり飛ばなかったりする話。
こんな友達がいたら…うざいだろうなぁとしみじみ思う西嶋はそれでもとてもかっこいいです。美人なうえに男を見る目もある東堂もかっこいい。

腐れ大学生であり腐れ大学生のまま終わってしまった私には、眩し過ぎる青春が描かれていました。
伊坂幸太郎 | 20:19 | comments(0) | trackbacks(0)
グラスホッパー
以前途中で挫折してしまった本、読破しました!

殺し屋と怪しげな会社とが繰り広げる『押し屋』さがしの話。(ううん分かりにくい説明…笑)

伊坂さんの本の中では、私とは相性のあまりよくない本でした。しょんぼり…。
最後まで読むとなかなかおもしろくはありましたが。が、真ん中くらいまでは「伊坂さんだし…!」と我慢して読みました。著者お気に入りの作品らしいので好きになれなくて残念に思います。



あ、前回の本と続いて、期せずして鈴木が二連続登場だ!(笑)
伊坂幸太郎 | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0)
アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎
東京創元社
読みたい!と思って文庫を買うまでにおよそ一月。それから手を付けるまでまたおよそ一月。読書時間は一日でした。ああー焦らした!

大学進学を機に関東から東北に引っ越し、一人暮らしを始める男性・椎名視点の『現在』と、ブータン人の恋人を持ち、ペットショップで働く女性・琴美視点の『二年前』とが交互に進む構成。二つの次元につながるのは、河崎という男。現在と二年前、何があったのか、何が起こるのか、そこが気になって気になって止まりませんでした。

読み終わって、びっくり。もー、ホント、びっくり。

すっかりだまされました。まさかそこに決定的な違いが潜むとはね。なるほど、なるほどね。
河崎のヴィジュアルについての反応の差とか、所々「?」ってなる部分はなくもなかったんですが。うーん。二年前と現在じゃ反応に微妙な差があるなぁとは思っていたけど。あー見事にだまされた!成長したなぁ!!
ブータンという国は少なからず親しみを持っていたのですが、詳しい情報とかってまったくなくって、その点についてもおもしろく思いました。

映画見たことないんですが、映像でどう表現してるのかまったくピンとこないです。逆に興味。
伊坂幸太郎 | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0)
陽気なギャングの日常と襲撃
私としては、前作よりもこっちのほうがすき!!
声をあげて笑ってしまうような箇所が多かった。テンポのいい会話が気持ちいいです(笑顔!)

ばらばらなんだけどどこかがリンクしている1章と、その後のまったく別の事件と微妙にリンクする2章以降との構成。おもしろかった。
伊坂幸太郎 | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0)
| 1/2PAGES | >>


CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
PROFILE
NEW ENTRY
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
Other
booklog
OTHERS
RECOMMEND

ホテルカクタス
ホテルカクタス (JUGEMレビュー »)
江國 香織
シュールなカワイイ世界。
くいもの処明楽
くいもの処明楽 (JUGEMレビュー »)
ヤマシタ トモコ
ビバ☆オヤジうけ…!
西洋骨董洋菓子店 (4)
西洋骨董洋菓子店 (4) (JUGEMレビュー »)
よしなが ふみ
何度も読み返したくなる
ヒカルの碁 (23) (ジャンプ・コミックス)
ヒカルの碁 (23) (ジャンプ・コミックス) (JUGEMレビュー »)
ほった ゆみ,小畑 健,梅沢 由香里
だいすき。
あめふらし
あめふらし (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
ウヅマキ商檜の三人が大好き
猫道楽
猫道楽 (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
隠語だらけだけどえろい
白昼堂々
白昼堂々 (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
せつない。
天体議会(プラネット・ブルー)
天体議会(プラネット・ブルー) (JUGEMレビュー »)
長野 まゆみ
おかしがおいしそう
屍鬼〈1〉 (新潮文庫)
屍鬼〈1〉 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
小野 不由美
恐ろしいけど止まらない…
模倣犯〈上〉
模倣犯〈上〉 (JUGEMレビュー »)
宮部 みゆき
オチがすばらしいと思う
SPONSORED LINKS