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製鉄天使
桜庭 一樹
東京創元社

『赤朽葉家の伝説』とかぶりすぎだろー、と思ったら、『製鉄天使』は『バリバリ毛毬伝説』の改題らしい。
納得。

赤朽葉の登場人物にして万葉の娘である漫画家・毛毬の『あいあん天使』のノベライズなわけですね。
…あいあんとえいえんがかかってるんでしょうか。

正直、半分まで読み進めるのが辛かった。途中途中のぴちょんの思わせぶりと、著者が桜庭一樹さんだってことだけで頑張って読んでた。
暴走族の中国地方制圧なんて、正直あまり興味を持てなかったのです…。しかもなんか、文体や設定やエピソードが、ギャグなのかシリアスなのか何かの伏線なのか、判別がつかないままだったし。
パンチパーマの美少年、って表現だけでも、想像すると笑えてしょうがなかった。


まぁ最後まで読んだら…やっぱりギャグか?(笑)

こういうのって、実際暴走族の方から見たら、どんな風に感じるのだろうか。
桜庭一樹 | 16:24 | comments(2) | trackbacks(1)
荒野
内容は、山野内荒野、12歳、が16歳の大人になるまで。
毎回似たようなことを言ってしまいますが、桜庭さんは、少女の描き方がうまい!…あと、色気のあるおとなの男も。
中高生くらいの、ふわふわ移ろうような、がちがちに譲らないような、ぐずぐず不安なような、その描写に、およそ10年前の感覚を思い起こされてハッとなる。
…まぁ、実のところは私なんて、中学生の頃はひたすらアホで何も憂えてもいないまんまお子ちゃまだったのですが。

一部は少女漫画的な展開もあったりなかったりだけれど、三部では落ち着いてしまって、漫画みたいな印象はなくなる。
なんとなく。何が変わったのか分からないのだけど、荒野、成長したなぁって、思ってしまう。

阿木君はなかなか健気だった。
桜庭一樹 | 17:33 | comments(0) | trackbacks(0)
赤×ピンク
闘う少女たちの物語。

違うんだけど、特に皐月には申し訳ない感想だけど、そこはかとなく百合です。

私の既読の桜庭さんの作品の中では、あんまり高い評価を持てなかったのですが…やはり、少女時代の微妙な心象を描かせるとうまいなぁ、って思います。

桜庭一樹 | 20:57 | comments(0) | trackbacks(0)
少女には向かない職業
どういう話かは、1ページ目で教えてくれます。
13歳の少女がふたりの人間を殺してしまう物語。

桜庭さん作品で既読の三冊とは、文章の雰囲気が若干異なる気がしましたが…家族間の話をよく書かれてますよね。特に、親子関係。

不幸自慢をする友達、自分の価値観をごり押しする友達、子供の目線を持てない大人、自分の悲しみしか見れない大人……あまり長く付き合いたくはない登場人物がたくさん出てきましたが、程度の差はあれいくつかは見かけたことがある性格だったりして、葵の淋しさをすこし理解した気持ちになったりしながら読みました。
茶髪ツインテールと黒髪オカッパの少女、ってイラストに起こしたら萌漫画みたいになってしまうのでしょうが(笑)、おもしろい作品でした。

どうやって終わらすのかなーってずっと思いながら読んでた。ラストはちょっと意外だった。これからどうなるのかなぁ。
桜庭一樹 | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0)
私の男
重かった…。
表紙のままの、どろどろでとろとろでくろぐろした話。
時を追っていくつくりで、軽く読み返してもすこし印象が変わります。

花を留めておきたくてがんばった淳悟はかわいかった。(笑)でも、二章以降はずっと淳悟に執着を持っていた花が、なぜ踏み切ったのか、そこがいまいちピンとこなくて、…行間を把握できない私が子どもなのかしら?

内容はすこしおぞましいけれど、青年と少女の仲のいい姿はとてもすき。
桜庭一樹 | 09:55 | comments(0) | -
少女七竈と七人の可愛そうな大人
いんらんの母から生まれた美しい少女が主人公の話。
恋と諦めと進化のお話。だと、思う。

このしんとした装丁に一年前から惹かれていて、最近急に(やっと)読みたくなって借りてみた。
ぶっちゃけ、ちょっと艶っぽい内容なのかと思いきや、なんか鉄オタだったりするし、恋もしてたりするし、お母さんに甘えたがったりするし、なんつか、青春小説みたいな。ラストはちょっぴりさみしいけれど。
雪風が赤いマフラーを「七竃の色だ」って言ったストーリーを聞いた七竃がかわいくて、それを羨ましがる七竃もやっぱりかわいくて。このシーンが一番すきだなー。

しかし、美人は損ですね。それでもやはり、羨ましいけれど。
桜庭一樹 | 12:09 | comments(0) | -
赤朽葉家の伝説
今日は実は1月21日なんだけど、この日付の日からパソコンが不調でちょっと停滞しておったんです。一気に感想書きたかったんだけど…。

読んだきっかけは、このミスだったか雑誌だったか。量はそれなりだったけど、仕事中することなくて(お客少なくて)ずっと読んでたら結構簡単に読めたよ。

万葉のイメージが、嫁いだあたりから篤姫とかぶってた。長男出産後くらいから、頼りがいのあるしっかりした、落ち着いた女性になってしまったし。
しかし、この出産のシーンは、最後まで読み終わった後に改めて読むと泣きそうになった。
万葉の回想が終わって、視点は毛毬に。カバー裏に、毛毬の職業がもう書かれてて、それとどう繋がるのかホントに分からなくて、おもしろかった。
…でもこれって、そういえばミステリーなんだよな…?と、毛毬編終わりくらいで思い出して、え、ここから何か起こるんですか…?と、ちょっと不安になった。

結果的にはミステリー要素は最後にちょっぴりなんだけど、でも、それでも、三代にわたっての赤朽葉家の様子を書いてたからだろうね、すごく入り込んじゃって、終わるのさみしかった。誰が死人かは、なんとなく気づいていたけど、手紙の謎には気づけなかった。すごい人だったからこそ、そんな落とし穴に気づけなかったみたい。

あまりに強烈なキャラクターが続きながら、最後はふつうの人間のふつうのくらしに生きる人間で終わらせてるから、さっぱりした後味だったな。

しかし、大奥様の性質にしてるけど、人物の名前が凝りすぎててラノベっぽい…と思いきや、ホントにラノベにいた人なんですね。桜庭さんって。


ところで、これは私の勝手な邪推ですが、狂った兄じゃは、綺麗な人だったから、慰み者にされたりしたんじゃないだろうか。…何があったって表現はなかったけれども。
しかし、せつないよ泪…。せつなすぎる。
桜庭 一樹
東京創元社

桜庭一樹 | 18:37 | comments(0) | -
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